省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

化学(化学肥料)

化学肥料製造のケース

A社 様
地域:
東海
従業員:
約30名

A社様では、職制をベースとした体制で積極的に省エネ活動を展開し、特に用役設備に関しては高いレベルで省エネが進んでいます。一方で、原料を乾燥する工程で大量のエネルギーを必要とするため、この工程を中心とした省エネルギ―対策を希望されていました。診断の結果、乾燥工程で使用している燃焼炉の断熱強化、開口部の補修、前工程での水の注入量の適正管理等をご提案しました。

10.5%減 5,113千円/年削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
LPG
(千kg/年)
A重油
(kL/年)
改善前 970 0.8 460
改善後 822 0.8 424
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 工業炉

    被乾燥物の含有水分量削減

  • 提案2 コンプレッサ

    圧縮空気配管の空気漏れの低減

  • 提案3 空調設備

    空調設定温度の適正化

  • 提案4 デマンド管理

    負荷調整によるデマンド低減

投資改善

  • 提案5 工業炉

    燃焼炉および乾燥炉の断熱保温

  • 提案6 工業炉

    空気侵入の防止

  • 提案7 蒸気配管

    保温対策

  • 提案8 生産設備

    集塵装置のファンへのインバータ導入

  • 提案9 照明

    紐付きスイッチの取付け

  • 提案10 照明

    水銀灯を高効率蛍光灯に更新

コストをかけずに実行できる運用改善 4案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 6案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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