省エネ診断事例｜省エネ・節電ポータル

事務所・研究所（一般事務所ビル）

事務所のケース

関彰商事株式会社セキショウつくばアネックス様

地域：: 関東

従業員：: 約200名

関彰商事株式会社セキショウつくばアネックス様では、照明の間引き、空調温度設定の緩和、不使用室の空調停止など、大震災を教訓にして全社を挙げて省エネ活動に取り組まれています。今回はさらなる省エネ推進に向けて、診断を受診されました。診断の結果、空調における外気導入量の削減、電気室の過剰な換気量の低減、高効率照明への更新などをご提案しました。

12.7%減 1,443千円/年削減

エネルギー使用状況

内訳	電気 (千kWh/年)
改善前	580
改善後	506

提案項目ダイジェスト

運用改善

提案１　空調設備

外気導入量の低減
提案２　換気設備

電気室の過剰な換気量の低減
提案３　その他

省エネ自販機への更新

投資改善

提案４　照明

高効率照明への更新
提案５　受変電設備

老朽化した変圧器の更新、高効率化

コストをかけずに実行できる運用改善 3案

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提案１

空調設備

外気導入量の低減

省エネ効果	12.7kL/年
削減金額	961千円/年
設備概要	送風機（240W×44台、120W×8台）、空調機（冷暖房時共 7.5kW）

キーワード

外気導入量・換気量の適正化

内容

空調運転開始時には外気処理ユニットのファンを停止し、換気量を削減して空調動力を減らすことで効率アップを図る。運用にあたっては室内CO₂濃度を測定の上、「建築物における衛生的環境の確保に関する法律（ビル管法）」の上限値1,000ppm以下の900ppmを管理値として、送風機の停止時間を設定して換気用電力消費量を削減することを提案。

提案２

換気設備

電気室の過剰な換気量の低減

省エネ効果	0.4kL/年
削減金額	32千円/年
設備概要	ファン（吸気、排気とも各280kW）

キーワード

運転時間の短縮（待機時）

内容

現状、電気室のファンのON-OFF設定温度は24℃であるが、電気室内の許容温度は40℃である。ON-OFF設定温度は余裕のある33℃としてファンの運転時間を短縮し、所要動力の削減を図ることを提案。

提案３

その他

省エネ自販機への更新

省エネ効果	0.1kL/年
削減金額	10千円/年
設備概要	自販機（1台）、年間消費電力1,370→865kWh/年

キーワード

省エネ自動販売機の導入

内容

高効率自販機に交換し、省電力化を図ることを提案。自販機の更新費用は業者負担のため、投資不要。

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 2案

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提案４

照明

高効率照明への更新

省エネ効果	3.8kL/年
削減金額	290千円/年
設備投資額	3.981千円（回収13.7年）
設備概要	蛍光灯（188台）、蛍光誘導灯（17台） →直管型LED灯、LED誘導灯

キーワード

高効率照明への更新

内容

現状	更新案	台数	投資 (千円)	効果 (千円/年)	回収年数
誘導灯15W	LED誘導灯1.9W	17	221	38	5.8
蛍光灯85W	直管型LED灯46W	188	3,760	252	14.9

提案５

受変電設備

老朽化した変圧器の更新、高効率化

省エネ効果	2.0kL/年
削減金額	150千円/年
設備投資額	3,816千円（回収25.4年）
設備概要	変圧器（1φ100kVA 2台、3φ200kVA 1台）

キーワード

高効率変圧器への更新

内容

現状の老朽化した変圧器を更新して、高効率トップランナーモールド変圧器に更新し、電力損失削減を図ることを提案。

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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