省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

その他製造業(ポリエステル織物、染色加工)

繊維工業のケース

H株式会社 様
地域:
北陸
従業員:
約26名

H株式会社様のエネルギー管理については、節電委員会を設けて照明や空調などの省エネに取組んでいますが、まだ、設備全体を捉えた活動とはなっていません。今後は、全員参加の省エネ体制を構築して更に活性化されることを期待します。エネルギー使用量では、電力が25%、燃料が75%の比率ですが、中でも特に燃料使用量の多いボイラの運用管理・保守とその供給系統の省エネへの取り組みなどが課題と考えます。

12.2%減 9,816千円削減

改善前のエネルギー内訳
内訳 電気
(千kWh/年)
LPG
(千kg/年)
A重油
(kL/年)
改善前 1,010 126 612
改善後 989 117 503
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 ボイラ

    ボイラの運転台数の削減

  • 提案2 ボイラ

    ボイラの空気比の適正化

  • 提案3 排水処理

    曝気ブロワーの非操業日停止

  • 提案4 コンプレッサ

    コンプレッサ吐出圧力の低減

  • 提案5 コンプレッサ

    コンプレッサのエア漏れ対策

  • 提案6 照明

    採光による照明ランプの消灯

投資改善

  • 提案7 ボイラ

    蒸気配管、バルブの保温対策

  • 提案8 工業炉

    ヒートセッター機の炉壁部保温対策

  • 提案9 デマンド管理

    デマンド監視制御装置導入による契約電力の低減

  • 提案10 照明

    水銀灯ランプをメタルハライドランプに交換

コストをかけずに実行できる運用改善 6案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 4案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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