省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

宿泊業(リゾート、温泉ホテル施設)

宿泊施設業のケース

株式会社ホテルきよ水 様
地域:
東北
利用者数:
約120人(平日、休日)

株式会社ホテルきよ水様では、空調設定温度の変更や、不要な照明の消灯、高効率照明の導入などの省エネ対策を実施されています。今回省エネを更に進めるためのきっかけとして受診されました。現状のエネルギー消費の特徴は、夏季に電力、冬季に燃料の消費割合が大きいことです。電力では、冷房用熱源チラーと照明など、燃料では暖房用給湯ボイラなどに改善余地が見られました。また診断先からの要望、「チラーのデマンド対策と給湯ボイラの排湯利用ヒートポンプへの切り替え」も踏まえて、以下をご提案しました。なおチラーのデマンド対策については「深夜電力による水蓄熱方式」を推奨しました。

5.7%減 4,806千円/年の削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
LPG
(千kg/年)
A重油
(kL/年)
灯油
(kL/年)
改善前 2,060 26 368 7
改善後 2,052 26 319 7
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 ボイラ

    給湯用ボイラの空気比の適正化

  • 提案2 照明

    節電型蛍光ランプへの交換

  • 提案3 その他

    省エネ自動販売機への更新

投資改善

  • 提案4 給湯設備

    温泉排湯利用ヒートポンプ給湯機の新規導入

  • 提案5 給湯設備 給排水

    大浴場のシャワーヘッドを節水型へ交換

  • 提案6 その他

    浴槽温水面の保温

  • 提案7 照明

    白熱灯、誘導灯をLEDへ更新

  • 提案8 照明

    トイレ照明に人感センサー設置

  • 提案9 給湯設備

    温水循環ポンプの間欠運転

コストをかけずに実行できる運用改善 3案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 6案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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