省エネ・節電ポータル

省エネ診断事例

電気・電子機器(電子部品)

電子部品製造業のケース

A社 様
地域:
東海
従業員:
約46人

A社様は、エネルギー管理組織を整備してエネルギー管理を確実に推進しています。しかし、2002年に他社が建設した建屋およびユーティリティ設備などを購入した関係上、これ等設備がオーバースペックとなっているため、省エネルギー推進の目的で受診されました。診断先からのクリーンルーム空調、ボイラの省エネの要望を踏まえ、オーバースペックとなっている、クリーンルームの加温・加湿用の貫流ボイラ、冷却・除湿用のガス焚吸収式冷水発生機、付帯設備であるポンプ、多くの製造工程で使われているコンプレッサについて省エネをご提案しました。

7.9%減 4,454千円削減

エネルギー使用状況
内訳 電気
(千kWh/年)
都市ガス
(千m3/年)
上水
(千m3/年)
改善前 2,144 313 35
改善後 1,921 300 35
提案項目ダイジェスト

運用改善

  • 提案1 換気設備

    ボイラ室の給排気ファンの運転時間短縮

投資改善

  • 提案2 コンプレッサ

    コンプレッサをブロワーベビコンに分割し更新

  • 提案3 冷却設備

    冷水ポンプへインバータの導入

  • 提案4 ボイラ

    蒸気ドレンの回収

  • 提案5 ボイラ

    蒸気配管・バルブの保温対策

  • 提案6 その他

    工場窓面への断熱材の貼り付け

  • 提案7 コンプレッサ

    コンプレッサのエア漏れの対策

  • 提案8 冷却設備

    冷水ポンプへインバータの導入

コストをかけずに実行できる運用改善 1案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

もっと高効率の設備へ投資改善 7案

※省エネルギー量は、原油換算で表示しております。

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